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Jazz Standard — 1973

The Way We Were

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ザ・ウェイ・ウィー・ワー

作詞Alan Bergman & Marilyn Bergman(アラン・バーグマン&マリリン・バーグマン)
作曲Marvin Hamlisch(マーヴィン・ハムリッシュ)
制作年1973年
初演1973年公開の映画『追憶』(原題:The Way We Were)主題歌としてバーブラ・ストライサンドが歌唱。翌1974年、アカデミー歌曲賞を受賞
キーEbメジャー
拍子4/4拍子

「The Way We Were」は、1973年公開の映画『追憶』(バーブラ・ストライサンド、ロバート・レッドフォード主演)の主題歌として作られた曲です。作曲はマーヴィン・ハムリッシュ、作詞はアラン・バーグマンとマリリン・バーグマンの夫婦コンビ。ストライサンド自身が歌ったオリジナル版はアメリカのヒットチャートで1位を獲得し、1974年のアカデミー歌曲賞と主題歌賞(作曲賞)を受賞しました。過ぎ去った恋を、痛みも含めて美しい思い出として振り返るという、幅広い世代の共感を呼ぶテーマが、以来多くの歌手に歌い継がれる理由となっています。

歌の情景・意味

記憶の中の恋人との日々を、少しずつ色あせながらも、やはり美しく思い出す——そんな心情を歌った曲です。あの頃は幸せなことも辛いことも両方あったけれど、時が経つにつれて痛みは薄れ、優しい記憶だけが残っていく。もう一度あの日々に戻れるなら戻りたいのか、それとも今のままでいいのか、自分でもわからないまま、それでも懐かしさに胸が締めつけられる——そんな、大人になってから分かる切なさが込められています。

※掲載している英語歌詞は原詩の著作権に配慮し、内容を要約・再構成したオリジナルの言い換えです。正確な原詩は楽譜または正規音源でご確認ください。

Memories, softened by the years, drift back to me,
Faded pictures of a love that used to be.
Did we really laugh so easily, and cry that way?
Somewhere those long-gone days still seem to stay.
Could it be the story we remember isn't quite the truth?
Time has smoothed the sharper edges of our youth.
If we had the chance to live those years again,
Would we choose to go through all that love and pain?

キー:Ebメジャー 形式:ヴァース~サビ形式(映画主題歌らしく、繰り返しの中でじわじわと盛り上がる構成)
メジャーセブンスの穏やかな響きを基調に、サビに向かって少しずつ緊張感が高まっていくのが特徴です。

冒頭部(1〜8小節)

Ebmaj7
Cm7
Fm7
Bb7
Ebmaj7
Cm7
Fm7
Bb7

▶ ポイント:Ebmaj7→Cm7→Fm7→Bb7という流れは「1・6・2・5」と呼ばれる、多くのスタンダード曲で使われる王道の進行です。穏やかに始まり、静かに揺れながら思い出をたどるような雰囲気を生みます。

サビ部(盛り上がり)

Abmaj7
Bbm7
Ebmaj7
Cm7
Fm7
Bb7
Ebmaj7
Ebmaj7

▶ ポイント:サビの入り口でAbmaj7という一段明るい響きの和音に切り替わることで、「思い出がふっと鮮明によみがえる」ような効果が生まれます。ストライサンドの歌唱でも、この部分で声量がぐっと増していきます。

1

Rosie

Rosemary Clooney(ローズマリー・クルーニー)

1977年 / Concord

円熟期のローズマリー・クルーニーが、安定した歌声で聴かせる一枚です。

2

Feels Good

Bing Crosby(ビング・クロスビー)

編集盤

ビング・クロスビーの穏やかなバリトンで聴く、くつろいだ一枚です。

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Marvin Hamlisch マーヴィン・ハムリッシュ(1944–2012)

米国ニューヨーク生まれの作曲家、指揮者。ジュリアード音楽院に史上最年少で入学した神童として知られ、映画音楽やブロードウェイ・ミュージカルの分野で活躍しました。「The Way We Were」でアカデミー歌曲賞・作曲賞を受賞したほか、ミュージカル『コーラスライン』の音楽も手がけ、トニー賞・グラミー賞・エミー賞・ピュリッツァー賞などを含む、数少ない「EGOT+P」受賞者の一人として知られています。