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Jazz Standard — 1937

Once In A While

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ワンス・イン・ア・ホワイル

作詞Bud Green(バド・グリーン)
作曲Michael Edwards(マイケル・エドワーズ)
制作年1937年
初演ポピュラーソングとして発表、トミー・ドーシー楽団の録音で大ヒット
キーEb major(原曲)
拍子4/4拍子・32小節 AABA形式

「Once In A While」は1937年、作曲家マイケル・エドワーズと作詞家バド・グリーンによって書かれたポピュラーソングです。発表後、トミー・ドーシー楽団による録音が全米で大ヒットとなり、一躍スタンダードナンバーの仲間入りを果たしました。しっとりとした美しいメロディラインが特徴で、後年にはマイルス・デイヴィスがこの曲を取り上げたことでも知られ、ジャズの世界でも即興演奏の題材として長く愛されています。派手さよりも旋律の美しさで聴かせる、正統派のバラードといえるでしょう。

歌の情景・意味

歌の主人公は、頻繁にではなくとも「たまには」思い出してほしい、たまには昔のように優しくしてほしいと、控えめに願いを口にします。激しい情熱や派手な言葉ではなく、ささやかで謙虚な願いを静かに歌うところに、この曲の魅力があります。日々の暮らしの中で、ふとした瞬間に大切な人を思い出す――そんな穏やかな愛情のかたちを描いた一曲です。

※掲載している英語歌詞は原詩の著作権に配慮し、内容を要約・再構成したオリジナルの言い換えです。正確な原詩は楽譜または正規音源でご確認ください。

Once in a while, won't you think of me
Even though somebody else may be nearer your heart
Once in a while, won't you dream of the day
When we two were dancing, so close and so gay
I still recall the joy that was mine
A love so complete, a love so divine
And though your heart has grown cold and untrue
Once in a while, won't you think of me too

キー:Eb major 形式:AABA(32小節)
柔らかな響きのメジャー7thコードを中心に、しっとりと歌い上げるバラード向けの進行です。

A セクション(1〜8小節)

Ebmaj7
Cm7
Fm7
Bb7
Ebmaj7
Cm7
Fm7
Bb7

▶ ポイント:おなじみの「Ⅰ-Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ」がゆったりと繰り返されます。焦らず、ひとつひとつの和音をじっくり味わうように弾くとこの曲らしさが出ます。

B セクション(ブリッジ)

Ab7
Ab7
Ebmaj7
Cm7
Fm7
Bb7
Ebmaj7
Bb7

▶ ポイント:ブリッジ冒頭のAb7で一瞬空気が変わり、少し切なさが加わります。その後は再び馴染みのある響きへと戻っていきます。

1

A Night at Birdland Vol. 1

Art Blakey & The Jazz Messengers(アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ)

1954年 / Blue Note

ブレイキーらがバードランドで録音した歴史的ライヴ。ハード・バップの熱気がそのまま伝わります。

2

Keep Swingin'

Julian Priester(ジュリアン・プリースター)

1960年 / Riverside

トロンボーン奏者ジュリアン・プリースターのリーダー作。ハード・バップの熱気と、やわらかな音色が魅力です。

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Michael Edwards マイケル・エドワーズ(1893–1962)/ Bud Green バド・グリーン(1897–1981)

作曲のマイケル・エドワーズは、映画音楽やポピュラーソングの分野で活動した作曲家です。作詞のバド・グリーンは「Flat Foot Floogie」などのヒット曲でも知られる作詞家で、口ずさみやすい言葉選びに定評がありました。ふたりが手がけた「Once In A While」は、シンプルながらも心に残る旋律と歌詞の組み合わせによって、発表から数十年を経た今も愛され続けています。