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Jazz Standard — 1976

New York State of Mind

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ニューヨーク・ステイト・オブ・マインド

作詞Billy Joel(ビリー・ジョエル)
作曲Billy Joel(ビリー・ジョエル)
制作年1976年
初演1976年発表のアルバム『Turnstiles』に収録。以後Barbra StreisandやTony Bennettなど多くのジャズ・ヴォーカリストにも取り上げられるスタンダードとなった
キーハ長調(C)
拍子4/4拍子・自由な展開を持つ変則構成(ヴァース+コーラス形式)

「New York State of Mind(ニューヨーク・ステイト・オブ・マインド)」は、シンガーソングライターのビリー・ジョエルが1976年に発表した楽曲です。しばらくロサンゼルスで暮らした後、故郷ニューヨークへ戻る飛行機の中で書かれたと言われており、都会への愛着と安堵感が滲む一曲となっています。ピアノを基調としたゆったりとしたテンポと、ジャズ的な和声感が特徴で、発表後は数多くのジャズ・ヴォーカリストにも取り上げられ、いまやアメリカン・ソングブックの一部として親しまれています。都会の喧騒を懐かしむような歌詞は、故郷を離れて暮らした経験のある方にも響く内容でしょう。

歌の情景・意味

遠く離れた場所で過ごしたのち、語り手はふたたびニューヨークへ帰ってくる心境を歌います。フロリダの陽射しやロサンゼルスの華やかさも悪くはないけれど、自分の心が本当に求めているのはニューヨークの空気そのものだ、と気づく内容です。故郷や住み慣れた街への愛着、そこでしか得られない安心感を、飾らない言葉で綴った望郷の歌といえます。

※掲載している英語歌詞は原詩の著作権に配慮し、内容を要約・再構成したオリジナルの言い換えです。正確な原詩は楽譜または正規音源でご確認ください。

Some folks like to get away, take a holiday from the neighborhood
Hop a flight to Miami Beach or to Hollywood
But I'm taking a Greyhound on the Hudson River line
'Cause I'm in a New York state of mind
I've seen all the movie stars in their fancy cars and their limousines
Been high in the Rockies under the evergreens
But I know what I'm needing, and I don't want to waste more time
I'm in a New York state of mind

キー:C 形式:ヴァース+コーラス(自由な小節構成)
ピアノならではの豊かな和音展開が、都会的で洗練された雰囲気を生み出しています。

前半(ヴァース:旅を語る場面)

Cmaj7
Em7
Fmaj7
Fm6
Cmaj7
Am7
Dm7
G7

▶ ポイント:Fmaj7からFm6へ移る箇所が、この曲ならではのジャズらしい響きを作っています。難しく考えず、ピアノの和音の移り変わりを味わってみてください。

後半(コーラス:「ニューヨークを想う」場面)

Fmaj7
G7
Em7
Am7
Dm7
G7
Cmaj7
Cmaj7

▶ ポイント:サビでCmaj7へとしっかり着地することで、「ニューヨークに帰ってきた」という安心感が音楽的にも表現されています。

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New York State of Mind

Ann Burton(アン・バートン)

ヴォーカル作品

オランダを代表するジャズ歌手アン・バートンが、しっとりとした歌声で聴かせる一枚です。

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Billy Joel ビリー・ジョエル(1949–)

ニューヨーク出身のシンガーソングライター・ピアニスト。クラシックの素養を活かした美しいメロディと、都会的で物語性のある歌詞で、1970〜80年代を中心に数々のヒットを生み出しました。「New York State of Mind」は自らのルーツである故郷ニューヨークへの想いを綴った代表曲の一つです。