Jazz Standard — 1953
マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ
| 作詞 | Robert Mellin(ロバート・メリン) |
|---|---|
| 作曲 | Guy Wood(ガイ・ウッド) |
| 制作年 | 1953年 |
| 初演 | 1953年発表。フランク・シナトラの録音以降、広くジャズ・スタンダードとして定着 |
| キー | ハ長調(演奏により異なる) |
| 拍子 | 4/4拍子・32小節AABA形式 |
「My One and Only Love」は、1953年に作曲家ガイ・ウッドと作詞家ロバート・メリンによって書かれた曲です。フランク・シナトラが取り上げたことで広く知られるようになり、以後多くのジャズ・ミュージシャンに愛される定番のバラードとなりました。相手への揺るぎない献身と、その存在がどれほど自分の人生を満たしてくれているかを、率直で美しい言葉で歌ったラブソングです。特にジョン・コルトレーンとジョニー・ハートマンによる共演盤での演奏は、この曲の代表的な名演として広く知られています。
歌の情景・意味
相手が自分の人生における「唯一無二の愛」であることを、迷いなく伝える歌です。その笑顔、その存在そのものが、日々の喜びと安らぎの源になっている――そんな深く純粋な愛情が、飾らない言葉で綴られています。複雑な駆け引きや葛藤ではなく、揺るぎない確信に満ちた愛の告白が中心となっている、まっすぐで美しいラブソングです。
※掲載している英語歌詞は原詩の著作権に配慮し、内容を要約・再構成したオリジナルの言い換えです。正確な原詩は楽譜または正規音源でご確認ください。
キー:C 形式:AABA
穏やかなメジャー・コードにテンションが加わる、深みのある美しい進行です。
A セクション(1〜8小節)
▶ ポイント:Cmaj7から始まり、ツーファイブが連なる流れるような進行です。5〜6小節目のEm7→A7が、深い情感を添えています。
B セクション(ブリッジ)
▶ ポイント:Fm6の一瞬の翳りが、愛の深さを際立たせる効果的なアクセントになっています。
My One and Only Love / Sentimental Journey
Frank Sinatra(フランク・シナトラ)
編集盤
シナトラの歌を収めた一枚。甘く深みのある歌声が楽しめます。
John Coltrane and Johnny Hartman
Johnny Hartman(ジョニー・ハートマン)
1963年 / Impulse!
深く柔らかなバリトンのハートマンと、コルトレーンが共演したバラードの名盤。夜に聴きたい一枚です。
Nature Boy
Lorez Alexandria(ロレツ・アレキサンドリア)
1961年録音
ロレツ・アレキサンドリアの初期の作品。深みのある歌声でスタンダードを歌っています。
The Nancy Wilson Show!
Nancy Wilson(ナンシー・ウィルソン)
1965年 / Capitol
ナンシー・ウィルソンのナイトクラブでのライヴ。艶やかで気品ある歌声が光ります。
Eight Classic Albums
Carmen McRae(カーメン・マクレエ)
編集盤
カーメン・マクレエの名盤8作をまとめたセット。知的で味わい深い歌唱をたっぷり楽しめます。
Art Tatum Box Set
Art Tatum(アート・テイタム)
編集盤
テイタムの録音をまとめて楽しめるボックス・セット。ソロ・ピアノの頂点と言われる演奏を存分に味わえます。
Ben Webster Meets Oscar Peterson
Ben Webster & Oscar Peterson(ベン・ウェブスター&オスカー・ピーターソン)
1959年 / Verve
ウェブスターの温かいテナーと、ピーターソン・トリオの共演。バラードの美しさが際立つ名盤です。
The Classic Albums 1955–1963
Red Mitchell(レッド・ミッチェル)
編集盤(4CD)
名ベーシスト、レッド・ミッチェルの名盤をまとめたセットです。
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Guy Wood ガイ・ウッド(1911–2001)
イギリス生まれ、アメリカで活躍した作曲家。「My One and Only Love」のほか「Till Then」など、いくつかのポピュラーソングを手がけました。作品数は多くないものの、この曲は彼の代表作として、時代を超えて演奏され続けるジャズ・スタンダードの地位を確立しています。