Jazz Standard — 1912
マイ・メランコリー・ベイビー
| 作詞 | George A. Norton(ジョージ・A・ノートン) |
|---|---|
| 作曲 | Ernie Burnett(アーニー・バーネット) |
| 制作年 | 1912年 |
| 初演 | 1912年発表。以降、数十年にわたり歌い継がれるスタンダードに |
| キー | 変ホ長調(演奏により異なる) |
| 拍子 | 4/4拍子・32小節AABA形式 |
「My Melancholy Baby」は、1912年に作曲家アーニー・バーネットが妻に捧げた曲として書かれ、後に作詞家ジョージ・A・ノートンによって現在の歌詞が付けられました。ジャズ・スタンダードの中でも特に古い部類に入る曲でありながら、今なお現役で演奏され続けている息の長い名曲です。落ち込んでいる恋人を優しく励まし、笑顔を取り戻してほしいと語りかける、温かく思いやりに満ちた内容が特徴で、シンプルな言葉遣いと親しみやすいメロディーが、世代を超えて愛される理由となっています。
歌の情景・意味
何かに悲しみ、ふさぎ込んでいる恋人に向かって、「そんな顔をしないで、私がそばにいるから大丈夫」と優しく語りかける歌です。相手の憂鬱(メランコリー)を取り除いてあげたい、笑顔を見せてほしいという、思いやりに満ちた励ましの言葉が中心となっています。恋愛の情熱というより、寄り添う優しさや包容力が前面に出た、温かみのある一曲です。
※掲載している英語歌詞は原詩の著作権に配慮し、内容を要約・再構成したオリジナルの言い換えです。正確な原詩は楽譜または正規音源でご確認ください。
キー:E♭ 形式:AABA
1910年代の曲らしい、シンプルで温かみのあるメジャー・コード中心の進行です。
A セクション(1〜8小節)
▶ ポイント:循環コードが繰り返される、素朴で温かい進行です。難しい転調がない分、歌詞の優しい語りかけがまっすぐ伝わってきます。
B セクション(ブリッジ)
▶ ポイント:A°7(ディミニッシュ)が一瞬だけ表情を変え、その後すぐに温かいE♭maj7へと戻る、優しく包み込むような流れです。
Dinah Shore Collection
Dinah Shore(ダイナ・ショア)
編集盤
1940〜50年代に人気を集めた歌手ダイナ・ショアの作品集。明るく親しみやすい歌声が楽しめます。
Charlie Parker with Strings
Charlie Parker(チャーリー・パーカー)
1949〜50年 / Verve
パーカーが弦楽オーケストラを従えて録音した作品。華やかな伴奏の上で、歌うように吹いています。
The Complete 1956 Quartets
Lee Konitz(リー・コニッツ)
1956年録音
クールなアルトで知られるリー・コニッツのカルテット録音をまとめた作品です。
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Ernie Burnett アーニー・バーネット(1884–1959)
アメリカの作曲家。「My Melancholy Baby」は彼の代表作であり、妻メイベル・マカインに捧げて書かれたと伝えられています。当初はあまり注目されませんでしたが、その後多くの歌手に取り上げられ、20世紀を通じて歌い継がれる息の長いスタンダードとなりました。