Jazz Standard — 1961
ムーン・リバー
| 作詞 | Johnny Mercer(ジョニー・マーサー) |
|---|---|
| 作曲 | Henry Mancini(ヘンリー・マンシーニ) |
| 制作年 | 1961年 |
| 初演 | 映画「Breakfast at Tiffany's(ティファニーで朝食を)」挿入歌としてオードリー・ヘプバーンが歌唱、1961年公開 |
| キー | ハ長調(演奏により異なる) |
| 拍子 | 3/4拍子・32小節ワルツ形式 |
「Moon River」は、1961年公開の映画「ティファニーで朝食を」の中で、主演のオードリー・ヘプバーンが窓辺で弾き語りするシーンで歌われた曲です。作曲はヘンリー・マンシーニ、作詞はジョニー・マーサーによるもので、この年のアカデミー歌曲賞を受賞しました。3拍子のワルツというジャズ・スタンダードとしては珍しい拍子を持ち、素朴で懐かしい響きのメロディーが特徴です。遠くへ旅立つ夢と、故郷への郷愁が入り混じった、静かで詩的な世界観が多くの人の心をとらえてきました。
歌の情景・意味
「ムーン・リバー」という名の川に語りかけながら、まだ見ぬ広い世界への憧れと、いつか誰かと一緒に旅立ちたいという夢を歌っています。子供の頃に見た夢を大人になっても捨てきれずにいる、そんな純粋な冒険心とノスタルジーが同居した歌詞が印象的です。特定の恋人に向けた歌というより、人生そのものへの憧憬を描いた、詩情豊かな一曲といえるでしょう。
※掲載している英語歌詞は原詩の著作権に配慮し、内容を要約・再構成したオリジナルの言い換えです。正確な原詩は楽譜または正規音源でご確認ください。
キー:C 形式:3拍子のワルツ
穏やかなメジャー・コードを中心とした、素朴で歌いやすい進行です。
A セクション(1〜8小節)
▶ ポイント:CmajからAm7への流れは、静かな川面を思わせる穏やかな進行。4小節目のFm6が、ほんの少しだけ切ない影を落とします。
B セクション(後半)
▶ ポイント:後半のE7が一時的な転調を作り出し、遠くへ旅立つような広がりのある響きを生んでいます。
Sinatra at the Sands
Frank Sinatra(フランク・シナトラ)
1966年 / Reprise
カウント・ベイシー楽団と共演した、ラスベガスでのライヴ名盤。円熟したシナトラの歌と語りが楽しめます。
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Henry Mancini ヘンリー・マンシーニ(1924–1994)
アメリカの作曲家。映画音楽の分野で数々の名曲を生み出し、「ピンク・パンサーのテーマ」など親しみやすいメロディーで世界的に知られています。アカデミー賞を4回、グラミー賞を20回受賞するなど、20世紀を代表する映画音楽作曲家の一人です。