Jazz Standard — 1977
ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー
| 作詞 | Billy Joel(ビリー・ジョエル) |
|---|---|
| 作曲 | Billy Joel(ビリー・ジョエル) |
| 制作年 | 1977年 |
| 初演 | アルバム『The Stranger』にBilly Joel自身の歌唱で収録。シングルとして発表され、1979年グラミー賞「最優秀レコード賞」「最優秀楽曲賞」を受賞 |
| キー | A♭ major |
| 拍子 | 4/4拍子・ヴァース〜コーラス形式(ミディアム・バラード) |
「Just the Way You Are」は1977年、Billy Joelがアルバム『The Stranger』のために書き下ろした一曲です。当時の妻に向けたラブソングとして生まれ、Joel自身は当初「これは少し甘すぎるかもしれない」と収録をためらったと語っていますが、プロデューサーのPhil Ramoneをはじめとする周囲の勧めによってアルバムに収められることになりました。結果として、この曲は1979年のグラミー賞で最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞の二冠を獲得し、Joelの出世作となりました。ポップスとして生まれた曲ではありますが、レコーディングにはジャズ界の名アルトサックス奏者Phil Woodsが参加し、印象的なソロを聴かせています。そうした経緯もあって、この曲は後年多くのジャズ・ヴォーカリストや器楽奏者にも取り上げられ、ジャンルを越えて愛される一曲となりました。
歌の情景・意味
歌の主人公は、恋人に向かって「無理に着飾ったり、演じたりしなくていい、ありのままの君でいてほしい」と語りかけます。世間には見た目や振る舞いを変えるよう求めてくる人もいるかもしれないけれど、自分はそのままの相手を心から愛している、というシンプルで揺るぎない愛情表現がこの曲の核にあります。飾らない言葉で綴られているからこそ、聴く人それぞれの大切な人を思い浮かべさせる、普遍的な力を持った歌です。
※掲載している英語歌詞は原詩の著作権に配慮し、内容を要約・再構成したオリジナルの言い換えです。正確な原詩は楽譜または正規音源でご確認ください。
キー:A♭ major 形式:ヴァース〜コーラス
Billy Joelがピアニストらしい滑らかな和声感覚で書いた、ジャズにも近いⅡ-Ⅴ進行が随所に見られる進行です。
ヴァース(1〜8小節)
▶ ポイント:A♭maj7からゆるやかに下行していくベースラインが、語りかけるような柔らかい雰囲気を生んでいます。Ⅱm7-Ⅴ7がなめらかにつながる様子を意識してみてください。
コーラス
▶ ポイント:コーラスに入ると、Dm7♭5-G7という少し緊張感のある響きが加わります。ここで曲の感情がふっと高まり、「ありのままの君を愛している」という核心の言葉に説得力を与えています。
Sinatra at the Sands
Frank Sinatra(フランク・シナトラ)
1966年 / Reprise
カウント・ベイシー楽団と共演した、ラスベガスでのライヴ名盤。円熟したシナトラの歌と語りが楽しめます。
8 Classic Albums
Rosemary Clooney(ローズマリー・クルーニー)
編集盤
ローズマリー・クルーニーの名盤8枚をまとめたセット。明るく温かい歌声をたっぷり楽しめます。
Count Basie Swings, Joe Williams Sings
Joe Williams(ジョー・ウィリアムス)
1955年 / Clef
ベイシー楽団の看板歌手ジョー・ウィリアムスの代表作。力強いブルース・ヴォイスが光ります。
Four Classic Albums Plus
Vic Damone(ヴィック・ダモーン)
編集盤
なめらかな美声で人気を集めたヴィック・ダモーンの名盤をまとめたセットです。
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Billy Joel(ビリー・ジョエル、1949年–)
アメリカ・ニューヨーク州出身のシンガーソングライター・ピアニスト。クラシックピアノの素養を土台に、ロック、ポップス、そしてジャズの語法までを自在に取り入れた作曲スタイルで知られています。「Just the Way You Are」をはじめ、「Piano Man」「Uptown Girl」など数々のヒット曲を生み出し、1970年代から80年代にかけてアメリカを代表するシンガーソングライターの一人として活躍しました。ジャズミュージシャンとの共演や起用にも積極的で、洗練された和声感覚は多くの演奏家からも高く評価されています。