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Jazz Standard — 1945

I'll Close My Eyes

お気に入り

アイル・クローズ・マイ・アイズ

作詞Buddy Kaye(バディ・ケイ)
作曲Billy Reid(ビリー・リード)
制作年1945年
初演1945年、イギリスで発表。後にアメリカでも人気を博す
キーCメジャー(演奏によりE♭も使用)
拍子4/4拍子・32小節AABA形式

「I'll Close My Eyes」は、1945年にイギリスの作曲家ビリー・リードが作曲し、バディ・ケイが作詞したラブソングです。第二次世界大戦終結直後のイギリスで発表され、後にアメリカでも広く親しまれるようになりました。目を閉じるだけで、あなたの姿がありありと心に浮かんでくる、という強く純粋な愛情を歌ったこの曲は、シンプルながらも深い実感のこもった歌詞が魅力です。ジャズ・ボーカリストにとっても、静かで内省的な雰囲気を表現できる楽曲として長く愛されてきました。

歌の情景・意味

目を閉じるだけで、あなたの笑顔や仕草がはっきりと目の前に浮かんでくる――そんな深く刻み込まれた愛情を歌った曲です。実際に会えなくても、記憶の中の相手の姿だけで十分に幸せを感じられるという、静かで確かな愛の形が描かれています。派手な言葉を使わず、ただ「目を閉じればあなたが見える」というシンプルな行為に思いのすべてを込めた、内省的で美しいラブソングです。

※掲載している英語歌詞は原詩の著作権に配慮し、内容を要約・再構成したオリジナルの言い換えです。正確な原詩は楽譜または正規音源でご確認ください。

I'll close my eyes, so I won't see
The way you always seem to be
Wrapped up in dreams of your imagination
I'll close my eyes to save my heart
The greatest lovers always part
So maybe it is better we should never start
But when I close my eyes, I still see you
The way you always were, is still true
And so, my darling, I'll close my eyes for you

キー:Cメジャー 形式:AABA(32小節)
静かに寄り添うような、内省的な雰囲気を持つバラード進行です。

A セクション(1〜8小節)

Cmaj7
Am7
Dm7
G7
Cmaj7
Am7
Dm7
G7

▶ ポイント:素直に循環するコードが、「目を閉じれば見える」という静かな確信を持つ歌詞の落ち着きをよく支えています。

B セクション(ブリッジ)

Fmaj7
Fm6
Cmaj7
A7
Dm7
G7
Cmaj7
G7

▶ ポイント:「始めない方がよかったかもしれない」と歌う部分で一瞬短調(Fm6)に触れ、恋の痛みへのためらいがそっと差し込むようです。

1

Mildred Bailey 1945–1947

Mildred Bailey(ミルドレッド・ベイリー)

1945〜47年録音

ミルドレッド・ベイリーの後期の録音集。軽やかで品のある歌声が魅力です。

2

Bashin'

Jimmy Smith(ジミー・スミス)

1962年 / Verve

オルガンの巨人ジミー・スミスがビッグバンドと共演した作品。豪快でグルーヴィな演奏です。

3

After Hours with Miss D / For Those in Love

Dinah Washington(ダイナ・ワシントン)

1954〜55年 / EmArcy

ダイナ・ワシントンのジャズ寄りの2作品をまとめた一枚。ブルース仕込みの力強い歌声が光ります。

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Billy Reid ビリー・リード(1902–1974)

イギリスの作曲家・バンドリーダー。第二次世界大戦前後のイギリスのポピュラー音楽シーンで活躍し、「The Gypsy」など数々のヒット曲を生み出しました。ロマンティックで感傷的なメロディーが持ち味で、「I'll Close My Eyes」はアメリカに渡ってからもジャズ・スタンダードとして広く親しまれるようになった代表作のひとつです。