Jazz Standard — 1940
アイ・ヒア・ミュージック
| 作詞 | Frank Loesser(フランク・レッサー) |
|---|---|
| 作曲 | Burton Lane(バートン・レーン) |
| 制作年 | 1940年 |
| 初演 | 1940年、映画「Dancing on a Dime」にて発表 |
| キー | Cメジャー(演奏によりE♭も使用) |
| 拍子 | 4/4拍子・32小節AABA形式 |
「I Hear Music」は、1940年にバートン・レーンが作曲し、フランク・レッサーが作詞したラブソングです。映画「Dancing on a Dime」の中で発表され、恋をした瞬間から、まるで世界そのものが音楽に満ちているかのように感じられる、という高揚感を歌っています。実際には何の音も鳴っていないのに、心の中では確かに音楽が聞こえてくる――そんな比喩的な表現を軸に、恋の喜びを瑞々しく描いた一曲です。シンプルで親しみやすいメロディーラインは、ジャズ・ボーカリストにも長く愛されてきました。
歌の情景・意味
恋に落ちたことで、世界の見え方がすっかり変わってしまった――実際には静まり返っているはずの場所でも、心の中では音楽が鳴り響いているように感じられる、という歌です。目に見えるもの、耳に聞こえるもの、そのすべてが恋によって輝きを増していく様子を、音楽という比喩を通して描いています。理屈では説明できない、恋する心の高揚感をシンプルな言葉で表現した、明るく幸福感に満ちた一曲です。
※掲載している英語歌詞は原詩の著作権に配慮し、内容を要約・再構成したオリジナルの言い換えです。正確な原詩は楽譜または正規音源でご確認ください。
キー:Cメジャー 形式:AABA(32小節)
明るく親しみやすい、まさに「音楽が聞こえる」ような弾むコード進行です。
A セクション(1〜8小節)
▶ ポイント:軽やかに上下するコードの動きが、歌詞の「音楽が聞こえてくる」という高揚感をそのまま音で表現しているようです。
B セクション(ブリッジ)
▶ ポイント:「私だけが聞いているかもしれない」と歌う部分で、一瞬短調(Fm6)に触れることで、ふと差し込む秘めやかな親密さを感じさせます。
A Wilder Alias
Jackie & Roy(ジャッキー&ロイ)
1974年 / CTI
夫婦デュオのジャッキー&ロイがアレック・ワイルダーの曲を歌った作品。洒落たハーモニーが魅力です。
The Blue Note Collection
Dexter Gordon(デクスター・ゴードン)
編集盤
デクスター・ゴードンのブルーノート時代の名演を集めた一組。大らかなテナーが楽しめます。
The Best of George Shearing
George Shearing(ジョージ・シアリング)
編集盤
「バードランドの子守唄」の作者シアリングのベスト盤。洗練されたブロック・コードの響きが魅力です。
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Burton Lane バートン・レーン(1912–1997)
アメリカの作曲家で、ハリウッド映画音楽とブロードウェイ・ミュージカルの両方で活躍しました。代表作「フィニアンの虹」(Finian's Rainbow)はブロードウェイの名作ミュージカルとして知られています。親しみやすく歌いやすいメロディーが持ち味で、多くの作品が今もジャズ・スタンダードとして演奏され続けています。