レコード・カセットテープの宅配買取 Bee Records

Jazz Standard — 1939

I Didn't Know What Time It Was

お気に入り

アイ・ディドント・ノウ・ホワット・タイム・イット・ワズ

作詞Lorenz Hart(ロレンツ・ハート)
作曲Richard Rodgers(リチャード・ロジャース)
制作年1939年
初演1939年、ミュージカル「トゥー・メニー・ガールズ」(Too Many Girls)にて発表
キーCメジャー(演奏によりE♭も使用)
拍子4/4拍子・32小節AABA形式

「I Didn't Know What Time It Was」は、1939年にリチャード・ロジャースとロレンツ・ハートが手がけたミュージカル「トゥー・メニー・ガールズ」のために書かれたラブソングです。恋に落ちる前と後とで、まるで世界の見え方が一変してしまうという感覚を、「時間の感覚さえ分からなかった」という印象的な言葉で表現しています。ロジャース&ハートの晩年の傑作のひとつに数えられ、流れるような美しいメロディーと、深みのある歌詞が高く評価されています。ジャズ・ミュージシャンにとっても即興演奏の題材として長く親しまれてきた一曲です。

歌の情景・意味

恋を知る前の自分は、まるで時計の針が止まっているかのように、人生の本当の意味も、時間の流れさえも分かっていなかった――そんな気づきを歌った曲です。恋に落ちたことで、初めて世界が動き出し、自分がどこにいるのか、何を求めていたのかがはっきりと見えるようになった、という深い感慨が込められています。単なる甘い恋の歌ではなく、人生観そのものを変えるような出会いの重みを描いた、しみじみと味わい深い一曲です。

※掲載している英語歌詞は原詩の著作権に配慮し、内容を要約・再構成したオリジナルの言い換えです。正確な原詩は楽譜または正規音源でご確認ください。

I didn't know what time it was, then I met you
Oh, what a lovely time it was, how sublime it was too
I didn't know what day it was, you held my hand
Warm like the month of May it was, and I'll say it was grand
Grand to be alive, to be young, to be mad, to be yours alone
Grand to see your face, feel your touch, hear your voice say I'm all your own
I didn't know what year it was, life was no prize
I wanted love and here it was, shining out of your eyes
I'm wise, and I know what time it is now

キー:Cメジャー 形式:AABA(32小節)
ジャズ・ミュージシャンに広く愛される、洗練された響きを持つ進行です。

A セクション(1〜8小節)

Cmaj7
Cmaj7
Dm7
G7
Em7
A7
Dm7
G7

▶ ポイント:定番の「ツーファイブ」進行が繰り返し使われており、まるで時計の針が一定のリズムで動き出すかのような安定感を生んでいます。

B セクション(ブリッジ)

Fmaj7
Fm6
Cmaj7
A7
Dm7
G7
Cmaj7
G7

▶ ポイント:一瞬だけ短調(Fm6)に触れる部分があり、「時間の感覚を失っていた」過去の心細さがふと顔を出すような効果を生んでいます。

1

Ultimate Peggy Lee

Peggy Lee(ペギー・リー)

編集盤

ペギー・リーの代表曲を集めたベスト盤。「フィーヴァー」など、色気のある名唱が並びます。

2

The Verve Years 1957–1962

Anita O'Day(アニタ・オデイ)

編集盤

アニタ・オデイがヴァーヴで残した録音をまとめた作品。小気味よいスウィングとスキャットが楽しめます。

3

Charlie Parker with Strings

Charlie Parker(チャーリー・パーカー)

1949〜50年 / Verve

パーカーが弦楽オーケストラを従えて録音した作品。華やかな伴奏の上で、歌うように吹いています。

4

Lester Young

Lester Young(レスター・ヤング)

編集盤

「プレス」と呼ばれたレスター・ヤングの演奏集。軽く柔らかなテナーが、後の奏者に大きな影響を与えました。

名盤を聴き放題で楽しむなら

Amazon Music Unlimitedなら、ジャズの名盤を定額で聴き放題。

無料体験をチェックする

名盤・名演のリンクはAmazonアソシエイト・リンクです。
Amazonのアソシエイトとして、ジャズ・スタンダード事典は適格販売により収入を得ています。

Richard Rodgers リチャード・ロジャース(1902–1979)

アメリカを代表するミュージカル作曲家。作詞家ロレンツ・ハートとのコンビで1920〜30年代のブロードウェイを席巻し、後にオスカー・ハマースタイン2世と組んで「サウンド・オブ・ミュージック」など数々の名作ミュージカルを生み出しました。流れるように美しいメロディーラインが持ち味で、ジャズ・スタンダードとして今も演奏される楽曲を数多く残しています。