レコード・カセットテープの宅配買取 Bee Records

Jazz Standard — 1937

Have You Met Miss Jones?

お気に入り

ハヴ・ユー・メット・ミス・ジョーンズ

作詞Lorenz Hart(ロレンツ・ハート)
作曲Richard Rodgers(リチャード・ロジャース)
制作年1937年
初演ミュージカル「I'd Rather Be Right(アイド・ラザー・ビー・ライト)」の劇中歌として発表
キーF Major(ヘ長調)
拍子4/4拍子、32小節 AABA形式(ブリッジの転調が特徴的)

「Have You Met Miss Jones?」は1937年、リチャード・ロジャースとロレンツ・ハートのコンビによって書かれ、ミュージカル「I'd Rather Be Right」の劇中歌として発表されました。一目惚れの喜びをストレートに描いた歌詞と、明るく弾むようなメロディーが魅力の一曲です。特にジャズ演奏家たちの間で高く評価されているのが、ブリッジ(Bセクション)部分のコード進行です。通常のブリッジとは異なり、長3度ずつ上昇していくという大胆な転調を用いており、恋に落ちた瞬間の高揚感を音楽的に見事に表現しています。この独創的な構造ゆえに、多くのジャズミュージシャンが即興演奏の題材として好んで取り上げてきました。歌詞・メロディー・和声のすべてが一体となって「出会いの喜び」を描き出す、洗練された名曲です。

歌の情景・意味

主人公はある日、友人からミス・ジョーンズという女性を紹介されます。それはほんの一瞬の出会いでしたが、その瞬間から主人公の心は彼女でいっぱいになり、世界がまったく違って見えるようになります。それまで恋というものを冷静に見ていた主人公が、突然の恋に戸惑いながらも喜びを隠しきれない様子がユーモラスに描かれており、誰もが経験したことのある「一目惚れ」の高揚感を軽やかに歌い上げています。

※掲載している英語歌詞は原詩の著作権に配慮し、内容を要約・再構成したオリジナルの言い換えです。正確な原詩は楽譜または正規音源でご確認ください。

I was a heart free and clear, till a certain afternoon
A friend of mine brought a girl around, and changed my life too soon
Have you met Miss Jones? Someone said as we shook hands
She was just Miss Jones to me, until the fell into my plans
Then I said "How do you do?" and hoped that you would stay
Suddenly, I found the girl I've dreamed of every day
Now I've met Miss Jones, and we'll be wed some day

※本ページの歌詞対訳は原詞の著作権に配慮し、意味を伝えるための独自の意訳・要約として作成しています。正確な原詞は正規の楽譜・音源をご参照ください。

キー:F Major 形式:AABA(32小節)
Aセクションは軽快でシンプルな流れですが、ブリッジでは長3度ずつ上昇する珍しい転調があり、まるで胸の高鳴りが加速していくように感じられます。

A セクション(1〜8小節)

Fmaj7
Gm7
C7
Fmaj7
Fmaj7
Gm7
C7
Fmaj7

▶ ポイント:明るいFmaj7から始まり、Gm7とC7の間を軽やかに行き来する、弾むような歩みのコード進行です。まるで足取り軽く街を歩いているような雰囲気を持っています。

B セクション(ブリッジ)

Fmaj7
Fm7 / Bb7
Abmaj7
Abm7 / Db7
Dbmaj7
Dm7
G7
C7

▶ ポイント:ここがこの曲最大の聴きどころです。Fmaj7から始まり、Abmaj7、Dbmaj7へと長3度ずつ駆け上がっていく進行は、まるで恋に落ちて気持ちがどんどん高まっていく様子そのもの。ジャズプレイヤーが好んで挑戦する、スリリングな転調です。

1

We Get Requests

Oscar Peterson(オスカー・ピーターソン)

1964年 / Verve

ピーターソン・トリオの人気作。親しみやすい選曲と洗練された演奏で、ピアノ・トリオ入門にも最適です。

2

Soul Sauce

Cal Tjader(カル・ジェイダー)

1964年 / Verve

ヴィブラフォンのカル・ジェイダーによるラテン・ジャズの人気作。陽気で踊りたくなるリズムが楽しい一枚です。

名盤を聴き放題で楽しむなら

Amazon Music Unlimitedなら、ジャズの名盤を定額で聴き放題。

無料体験をチェックする

名盤・名演のリンクはAmazonアソシエイト・リンクです。
Amazonのアソシエイトとして、ジャズ・スタンダード事典は適格販売により収入を得ています。

Richard Rodgers リチャード・ロジャース(1902–1979)

アメリカを代表する作曲家で、ロレンツ・ハートとのコンビ、後にオスカー・ハマースタイン2世とのコンビによって、「My Funny Valentine」「Blue Moon」「サウンド・オブ・ミュージック」など数多くの名曲・名作ミュージカルを生み出しました。優雅で歌いやすいメロディーラインには定評があり、20世紀アメリカ音楽に多大な影響を与えました。