Jazz Standard — 1945
デイ・バイ・デイ
| 作詞 | Sammy Cahn(サミー・カーン) |
|---|---|
| 作曲 | Axel Stordahl(アクセル・ストーダール)/Paul Weston(ポール・ウェストン) |
| 制作年 | 1945年 |
| 初演 | フランク・シナトラのラジオ番組「Your Hit Parade」を通じて発表され、同年ヒットチャートで大人気を博した |
| キー | ヘ長調(F) |
| 拍子 | 4/4拍子・AABA32小節形式 |
「Day By Day」は1945年、作詞家サミー・カーンと、当時フランク・シナトラの専属編曲者として活躍していたアクセル・ストーダールとポール・ウェストンの共作により生まれた楽曲です。シナトラのラジオ番組を通じて世に広まり、その年のヒットチャートで大きな人気を集めました。日々少しずつ深まっていく恋心を、明るくおおらかなメロディーに乗せて歌うシンプルで親しみやすい一曲であり、戦後まもない時代のアメリカで多くの人々の心を癒やしたと言われています。その飾らない温かさから、後年にも数多くのジャズ・ヴォーカリストやミュージシャンによって取り上げられ、スタンダード・ナンバーとして定着しました。
歌の情景・意味
歌詞の主人公は、恋人への想いが一日一日、少しずつ大きくなっていく様子を素直に歌っています。劇的な出来事があるわけではなく、日常の積み重ねの中で愛情が深まっていく過程そのものを喜びとして捉えているのが特徴です。「今日もまた、あなたのことを想う気持ちが増えていく」という、飾り気のない率直な幸福感が、シンプルな言葉とメロディーを通して伝わってきます。
※掲載している英語歌詞は原詩の著作権に配慮し、内容を要約・再構成したオリジナルの言い換えです。正確な原詩は楽譜または正規音源でご確認ください。
キー:F 形式:AABA32小節
シンプルで温かみのある進行が特徴で、初心者にも聴き取りやすい素直なコード運びです。
Aセクション(1〜8小節)
▶ ポイント:Fmaj7を軸に、Gm7とC7が優しく行き来する素朴な進行です。難しい理論を考えず、階段を一歩ずつ、日を重ねるように進んでいくイメージで聴くとよいでしょう。
Bセクション(ブリッジ)
▶ ポイント:D7から始まるブリッジ部分は、少し明るさが増し、恋心が膨らんでいく様子を感じさせます。Bm7♭5からE7へと進むところは、この曲の中で最も表情が豊かになる聴きどころです。
The Hits of Jo Stafford
Jo Stafford(ジョー・スタッフォード)
編集盤
ジョー・スタッフォードのヒット曲を集めた一枚。澄んだ声と確かな歌唱で、往年のポップスの名唱が並びます。
Four Freshmen and 5 Trombones
The Four Freshmen(フォー・フレッシュメン)
1955年 / Capitol
コーラス・グループの名門が、5本のトロンボーンを従えて歌った人気作。厚みのあるハーモニーが魅力です。
Chet Baker Sings
Chet Baker(チェット・ベイカー)
1954年 / Pacific Jazz
ベイカーの繊細な歌声とトランペットが、日々の暮らしの中にある小さな幸せをそっと歌い上げます。
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Axel Stordahl/Paul Weston アクセル・ストーダール(1913–1963)/ポール・ウェストン(1912–1996)
アクセル・ストーダールはフランク・シナトラの専属編曲者として長年活躍し、シナトラの黄金期を支えた立役者の一人として知られています。共作者のポール・ウェストンもまた優れた編曲家・作曲家であり、二人はともに歌手のバックを支える仕事を通じて培った豊かな和声感覚を活かし、このような親しみやすく美しいメロディーを生み出しました。